本機の研ぎ方 基本編 二段研磨の説明 No.1

『本気の研ぎ方 基本編』 全12回 の1回目です。

開発者 三木 彪がご利用いただいている皆様にお伝えしたい事を記述しました。

三木研機〜職人の手〜をお使いただく皆様にご参考にしていただければ幸いです。

1 始めに  本機は彫刻刀の研磨を対象に考案しました。主軸モーターには左右に三枚のホイールが付き、粒度の違う研磨紙と数種類の木バフが付きます。主軸モーター手前側を起こすと、モーターは左右に簡単に移動できます。基台の中央で研磨作業ができる所に置いて下さい。研磨紙と木バフは交換組み換え出来ます。主軸には廻り止めの穴があります。付属のピンで廻りを止め、六角レンチでホイールの回転報告で緩みます。彫刻刀が付いた状態で主軸モーターの移動は危険です。避けてください。

 

彫刻刀を大分類すると 平刀・印刀・三角刀。丸刀 に分類されます。切れ味は切れ刃の角度で決まります。各彫刻刀ではセット方法が違います。傾斜・旋回角度と数値化しました。研磨の最初は平刀から初めて下さい(基本)になります。

 

本機での研磨はしっかりクランプ出来る形状の柄に限ります。しっかりクランプできない物はサポーターを使うか、柄の形状を治すか、ご相談下さい。